「ドラマや映画を見て手話に興味を持ったんだけど、実際手話ってどう覚えるの?」
「周りにろう者(聴覚障害者)がいて、できれば助けたいんだけど方法がわからない」

という方に、”基本的なある程度のレベルを身に付けられる方法”として、
今回は手話を紹介いたします。
単語・指文字を覚えるのは辞書だけでいい
会話を目的として、手話を身に付けたい方であれば、
用意するのは辞書1冊だけで十分です。
例)私が2014年~2018年まで使用していた辞書
現在は他にも新しい辞書とかも出ていると思いますので、
本屋さんに行ってパラパラと自分に合ったものを検討するのが一番良いかなと思います。
日常の会話に手話を取り入れる
辞書を用意したらその1冊分を頭に詰め込みましょう。
手順としては、
①指文字(あいうえお~わをんまでにそれぞれ一文字ずつに表現があります)
②単語(日常的に使う表現からあんまり使わない表現まで幅広くあります)
の順番で、覚えていくのがおすすめです。
辞書を見てもらえればわかるんですが、
日本語の全ての言葉に手話の表現がついているわけではありません。
表現方法がない場合や、自分がその言葉の表現がわからないという場合は
積極的に指文字を使うので、まずは指文字から覚えるのがいいと思います。
ただ、ここで注意したいのは、
一文字ずつ「あ」「か」「さ」「た」「な」と
意味のない覚え方はだめです。すぐ飽きますし、全然覚えられません。
英語もそうだと思いますが、やっぱり”意味のある取り入れ方”で覚えた方が続きやすいです。

まあ、私は英語できないんですけど(笑)
ちなみに、私が覚えた方法は、
・指文字でしりとりする
・指文字で独り言を言う
です。
しりとりといっても、誰かに協力してもらえるわけではないので、一人で

「りんご」「え~「ご」?「ご」ってどうやってひょうげんするの?」
「あ、「こ」をよこにひくとだくてんがつくのか!」
こんな感じです。寂しいでしょ?(笑)
ただ、こうやって一文字ずつ表現するのに慣れてくると楽しくなりますよ(^^♪
歌を手話で表現してみる
指文字はこうしてすぐにパッとできるので、続きやすいです。
ただ、手話単語になると、独り言で表現し続けるのはなかなか難しいと思います。
そんなときに便利なのが、歌です。

YouTubeでも歌に手話を取り入れて表現している人がいますので、一度見ていただけると面白いかと思います。
歌の中には会話形式になったり、感情がこもったりするので、これが会話にも繋がってきます。
日本語に合わせて手話単語を並べるだけなので、使えば使うほどすぐに覚えられます。
独自のメッセージを発信し続けているVOCAL&手話PERFORMANCE『HANDSIGN』のチャンネル。
周りの友人やSNSで繋がりを作る
手話は言語なので、会話をしないと意味がありません。
なおかつ、一人で続けるのは寂しいし、諦めやすいです。
なので、一緒に会話をしてくれる友達や仲間を探してください。
使っていかないとすぐに忘れますし、そういった仲間を見つけることで、
幅広く、深い関係ができますので、ぜひ相手の嫌がらない範囲でチャレンジしてみてください。

ちなみに、会話をするときは相手の表情や口を見ます。
=口話といい、手話の表現はぼんやりと全体を見る感じで会話をすると段々理解できるようになります。
まとめ

いかがだったでしょうか。

私も手話に触れたのは18歳のときで、大学のサークルがきっかけでした。
正直初めは興味なかったんですが、やっていくうちに面白いなって感じることができてこうして皆さんにお伝えすることができています。
大学を卒業してからは全く使ってなかったので、もうほとんど忘れてしまってます(‐ω‐;)ハァ・・
いや急に説得力無くなりましたね(笑)
私ももう一度単語から覚えていこうかなと思います。
皆さんも一緒に始めてみませんか?
以上、では(^^)/
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